RustでCLIツールをつくったメモ
リポジトリ管理をもう少し効率化したかったので、Rustで小さなCLIツールを試作しました。
clap を使って引数を定義し、tokio でファイル処理を非同期にしただけのシンプルな構成ですが、
コマンドラインのインタラクティブな UX を丁寧に作り込むと普段の作業体験がかなり変わることを再認識しました。
本番導入する前に、もう少しチームメンバーと一緒にブラッシュアップする予定です。
はじめに
このセクションでは、Rustでツールを作り始める前に検討した要件や背景をまとめています。 新しい技術をチームに導入する際は、プロトタイプを通してメリットとリスクを見極めることが重要だと感じています。
導入のきっかけ
- CI/CD パイプラインの一部が手作業だった
- 既存スクリプトが複雑になりメンテナンスが困難だった
- 学習目的でRustを試したかった
プロジェクト構成
src/
├─ cli.rs
├─ commands/
└─ utils/
CLI本体を src/cli.rs に置き、コマンドごとにモジュールを分割することでテストを追加しやすくしました。
まとめ
実際の導入にはまだ調整が必要ですが、Rustで構築することで実行速度と型安全性の面でメリットを感じています。 次のステップとしては、設定ファイル周りを柔軟にしつつ、コマンドごとにドキュメントを整備していく予定です。